基本情報
登山道入り口まで（シャトルバス・ゴンドラ）
「特急あずさ」に人生初乗車です。
スマホでの予約が簡単！
そして、この電車、快適！
前後の席の間隔は広いし、予約されている席かどうかがランプを見れば一目瞭然で分かりやすい！
とても、とても、とっても、残念なのは、早朝から運行していないことです(>_<)
早朝、下りのあずさがあったら、利用したいのにな～。
送迎バスが２台来てくれていました。
バスに乗れなくなるのが心配だったので、一本早いあずさに乗ってきたのですが、遅い方でも大丈夫そうでした。
駅から富士見パノラマリゾートまで片道10分くらいだし、丁寧に応対してくれそうな雰囲気だったので、乗りたい人を全員ピストン輸送してくれそうだと思いました。
感染対策もしっかりとしていて、アルコール消毒の依頼、窓開け、会話禁止、と説明を受けてから乗車しました。
私達は１本目のバスに乗り、定刻よりちょっと早めに出発。
今回は、長男が「暇だから一緒に行こうかな～」ということで、３人での山登り。
３人だとなおさらマイカーでのアクセスが安いですが、ここは駅からも近いので電車バス利用にしました。
長男は夫と2人で何度か登山をしているけど、登山用具は何も持っておらず、軽装です。
以前、「お母さんと一緒に山に行きたくない」と言っていて…。
「歩くペースが違いすぎる」ということを分かっているのです。
「親と一緒に歩くのは恥ずかしい。」ではないようなので、ホッとしていますが。
ゴンドラ乗り場に着くと…マイカーがたくさん…。
無料シャトルバスに乗る人は少数派で、多くの人は車で来るところなのですね。
ゴンドラのチケットを購入の際、駅でゲットしたパンフレットが役立ちます！
ここに100円割引券が付いていました～。
なので、３人分300円お得に！
いざ、ゴンドラへ！！
ここ…マウンテンバイクのダウンヒルのコースがあるので、マウンテンバイク用のゴンドラの列もあるのですね。
そして、ゴンドラの中からマウンテンバイクで下っている方々を見ることができました。
「登るのは嫌だけど、下るだけなら面白そう～。」と思って、以前、ダウンヒルについてちょっと調べたことがあったのです。
実際に見て、やってみたくなりました。
入笠湿原・入笠山山頂
ソフトクリーム～💖💖💖
今日の目的地はソフトクリームに決定！！ここを目指し、元気が出ます！
５分くらい歩くと、
「入笠山山頂55分」
「入笠湿原10分」
「すずらん自生地10分」
という案内があり、林道に入ります。
大きく緩やかにくぼんでいる場所が「入笠湿原」なのですね。
ゴンドラを降りてから短時間（案内の通り10分程度）で、広々とした入笠湿原の景色を眺めることができます。
季節によっていろいろな表情を見せてくれそうな場所です。広々としていて、気持ちいいな～！！
楽々と快適に下りましたが、またすぐに登りの道になります。
いくつか分かれ道があります。
写真右（10:44）登山道入口では、
「山頂まで40分（登山道経由）」
「山頂まで50分（お花畑経由）」
ここでは、登山道経由を選択。
他にも、（11:06）
「迂回コース15分」
「岩場コース15分」
この分かれ道では、岩場コースを選択。
写真左（11:09）では分かりにくいですが、岩場コースは結構な傾斜でした。
あれ？宇宙に行っちゃったかな？
重力が無くなる。
私は力を入れないのに登れる。
最初は喜んでいたんだけど… 宇宙から帰還すると余計に重力の負担がかかって、身体が辛くなる。
あ～～～私を宇宙に連れて行かないでくれ～～
すっごく遅いんだもん～
もっと運動して軽くならないと～
地球に帰還すると、体の重さが倍以上に感じられるのよぉ～
若いエネルギーというのはいいですね～。
人の背中を押しながら山登りするパワーは、どこから生まれるのですかね。
ここの登りは、大きな岩を大またでよいしょよいしょと登るので、余計に体の重さを感じます。
時間にしたら長くはないと思いますが、傾斜がきついように感じました。
もうすぐだ～！
すると、頂上にいた外国の方が、「ガンバッテ～」と声をかけてくれて…
「ありがとうございます～😊」と、思わず笑顔になります。
私、すごい表情だったんだろうな…。笑
こういうコミュニケーション、海外の方々は上手ですね～！！
周りをハッピーな空気にしてくれますね！
「私もこんなふうに人を笑顔にする声掛けをしたいな…」と思うのですが、なかなか勇気が出ず…。
やっと来たか～
先に頂上に着いていた長男がお出迎え。
ここで、カップラーメン🥤 ＆ おにぎり🍙
八ヶ岳や諏訪湖が見えます。これは、いい眺めです！
頂上には、たくさん人がいます。
でも、広々しているから、余裕でゆったり座れます。
周りを見ると、犬を連れている人、家族とテレビ電話をしている人、などなど、それぞれが思い思いにすごしていて、とてもいい空気です。
遠くでパラグライダーが飛んでいる～、なんて思っていたら…こちらの入笠山頂上の真上を旋回して通ってくれました。
頂上の人達が手を振っている～。
私も手を振る～ 面白い～
大阿原湿原
大阿原湿原（おおあはらしつげん）へと向かいます。
ここは湿地帯なので、水たまりやぬかるんでいる場所が数か所ありました。
またぐことができない大きなぬかるみもあり…
歩きにくいので途中から登山道を外れ、並行している車道を歩きました。
靴を汚したくなければ、車道を通ったほうが良いです。（帰りは車道を歩きました。）
大阿原湿原（１周1700ｍ／徒歩約30分）
バリアフリー区間（150ｍ）
大阿原湿原は、国内の高層湿原の分布では最南端に位置する貴重な湿原です。ミズゴケの泥炭が堆積し、湿原としては乾燥度が高い老年時代に入っています。これは、コナラやシラカバなどが徐々に侵入している様子からも分かります。また、土の養分が少ないために、食虫植物が生息することも特徴の一つです。湿原における自然の緩やかな変化を感じてみてください。
ここ… めっちゃいい！
入笠山まで来たら、ここまで来ないともったいないと思う！
平坦で、気持ちの良い散歩コースです。
苔がいっぱいあって、滑りそうな木道部分もあったけど、とにかく、空気がいい！
こういう貴重な湿原の今を、ゆっくりと味わいたいですね。
そして、駐車場があり、バリアフリー部分があるのも素敵！！
ただ、マイカー規制があるようですが…
足腰が不自由な方やご年配の方とか、こういうところに来てもらって、自然のエネルギーを受け取ってもらえるといいのにな～。
そういう方のマイカーも許可してくれるといいのだけど…。 どうなのかな…。
登山道下り
「首切清水」
車道沿いにありました。
目的地のソフトクリーム屋さんへと向かい、八ヶ岳をバックに、パシャリ。
（雲の中だけど）私は八ヶ岳をバックに撮影！
サクサクとスマホ操作している長男（手だけ映っている）のよりはアングルがいいはず！！
ソフトクリームを食べてゴールのはずが… まだ15:00のバスまで時間がある。
ここより下に、「恋人の聖地八ヶ岳展望台」というのがあるようで…
時間があるし、せっかくだから行ってみよう！
え゛・・・
ゴールしたはずだ！！と主張したけど、帰りには宇宙旅行の約束をしてくれたので、行ってみることにしました。
また動かされている。
夫と私は、スマホに夢中で「待ってる～」と言う長男にリュックを託す。
３つのリュックのバックルをからませておきます。
スマホに夢中になっている間、リュックがどこかにいったら大変ですからね～。
この木のまとまりが、ハートらしいけど…。
掲示してあった空からの写真だと、確かにハート型でした。
展望台まで来てみると、右手前の山々の稜線とかが見えたし、八ヶ岳も少し違うように見えて、それはそれできれいでした。
くるっと体の向きをゴンドラ乗り場の方に変えると、呆然。
思っていた以上に傾斜がきついし、ゴンドラ乗り場が小さくなってる…。
身体が重くて息が切れる…。
ソフトクリーム分、重くなったかなあ…。
押そうか？
待ってました～！
はい！！ぜひとも、お願いしま～す💖
ゴールが見えてる時の宇宙は最高だね～！
さっきは吹っ飛ばされる勢いだったけど、これはちょうどいい宇宙！
ゴンドラ山麓駅～JR富士見駅
帰りのゴンドラからもダウンヒルを眺め、バスに間に合うように時間に余裕をもって下山。
あれ？ このバスしかないはずなのに…思ったより人が少ない。
行きと同様、バス２台分くらいの人数はいるかと思っていたけど…。
もしかしたら、早く着いた人達のために、先に出発しているバスもあるのかも。
わからないですけど…。
JR富士見駅に着いてから、待ち時間が40分あるので、駅前をぶらぶらと散歩しました。
（乗り換えが面倒だから、JR富士見駅に停車するあずさにしました。）
駅前の観光案内所で地図をもらい、駅前をぶらぶら。
もらった地図には駅前のお店のことが魅力的に書かれていて、この町への愛情が伝わってきました。
でも、本日はお休みのお店が多くて、ちょっと残念。
他にも何組か、電車待ちの人達が町を散歩していました。
レンタサイクル1000円か… 500円くらいだったら借りてもいいなあ…。
和菓子屋さんで留守番の子供たちへのお土産を買い、自分たちも大福をぱくり。
地図に書かれていた通り、美味！
発車時刻の10分前、雰囲気のあるホームに着き、あとは快適な特急の中で、音楽を聴きながら車窓の景色を楽しむのみ。
登山靴を脱いでリラックスして過ごしました。
素晴らしい眺望と美味しいものに出会い、子供と夫のパワーで重力を克服し、充実の１日！
長男くん、また一緒に出かけよう！
ハタラキモノくん、素敵なトレッキングの計画を立ててくれてありがとう！